Twitterの便利ツールサービスTwtools(つぃつーるず)のβ版を始めました。
今年の始めあたりから、数ヶ月間α版で運用していたTwtoolsですが、サーバー負荷が大きすぎるなど目立った問題点が解消できてきたのでβ版を公開します。
Twtoolsとは
ザックリと言ってしまえば、Twitter APIを使った様々なツールを開発し、提供する企画です。ユーティリティからお遊びツール、ゲームなど、思いついたものを作っていきます。
今回は、「リムられチェッカー」と「リムーブチェッカー」の二つのサービスをリリースします。
リムられチェッカー
Twitter APIの“followers/ids(フォロワーのユーザーID一覧)”のログを記録し、フォローを解除してきたユーザーを検出します。
かつて「りむったー」という同様のサービスがありましたが、Twitterアカウントからメッセージを送信して知らせるという方法をとっていたため、たびたびAPI規制を受け、あえなく停止することになったようです。
「りむったー」は、おそらくかなり初期に作られたサービスであったため、あそこまでユーザー数が増えることを想定していなかったのかも知れません。私が始めた頃のTwitterユーザーは、ほんの600万余り。現在は2億8000万に達していることを考えると、膨大なユーザーにメッセージを送ってリムーブ(フォロー解除)を知らせるやり方は、無理があったのでしょう。
そこで、Twtoolsでは、あえて情報をプッシュせずに、必要な時にユーザー側からアクセスする方法(プル)を取りました。この方法の最大メリットは、サーバー負荷を軽減しAPI制限を回避できることです。完全に、コチラ都合です。すんません。
そのかわり、検出結果のリストに機能性を持たせてあるので、どんな人にリムーブされたのかを確認するには便利な仕組みになっています。その画面から、直接リムーブし返したり、ブロック指定またはスパム報告することができます。
プッシュ機能については、今後運用する中で考えていきます。ユーザー自身のアカウントからメッセージ送信する方法や、RSSで配信する方法など。
リムーブチェッカー
Twitter APIの“friends/ids(自身がフォローしているユーザーID一覧)”のログを記録し、自らがフォローを解除したユーザーを検出します。
そんなの、自分で把握してるよ! と言われそうですが、Twitterは、ごく稀に知らないうちにフォロー解除してしまうことがあります。
一つは、スマートフォンなどでミスタッチしてしまう場合。アプリにもよりますが、タッチパネルの“フォロー解除”アイコンに触れただけで、確認なくフォローが解除されてしまう場合があります。
もう一つは、ユーザー権限を預けた「連携アプリ」の運営者に悪意がある場合です。滅多に無いとは思いますが、その場合、あなたのアカウントに成り代わり、連携アプリの運営者は、Twitterのあらゆる操作が可能になります。もちろん、フォロー解除も可能です。
そういった不本意なリムーブを検出します。いや、不本意じゃなくても検出します。
リストの機能(リムられ、リムーブ共通)
リストには、アイコンとニックネーム、プロフィールを表示します。
それから、ツイート数、フォロー数、フォロワー数、リストに登録されている数。これらの数字は、フォロワーの信頼性を評価する際、私が個人的に参考にしているものです。例えば、フォロー数が異様に多くツイート数が少ないのはスパムアカウントの可能性が高い、とか。
あとは、「フォロー/フォロー解除」「返信」「ブロック」「スパム報告」のボタンも実装しているので、リムーブしてきた相手に対して、即座にリムーブ返しなどする時に便利です。
また、アイコンだけ表示するモードに切り替えて、一度にたくさんの「リムられ/リムーブ」を見ることもできます。アイコンをクリックすると、通常リストと似たようなパネルが表示されます。
目下の課題
データ更新の頻度をユーザーが選べないことが不便さを感じさせてしまう可能性が高いので、各々設定できるように改修したいと思います。
それから、プログラムに1箇所見落としがあり、ブロック、スパム報告によりフォロワーリスト(friends/ids)から削除したユーザーから、あたかもリムーブされたかのような表示になってしまっています。これは、早急に改修します。
今後の予定
今回リリースした「リムられ/リムーブチェッカー」は、需要が大きいと考えて作りましたが、正直なところあまり建設的なサービスだとは思っていません。誰にリムられたとか誰をリムったとか、いちいち気にするなんて、ちょっとネガティブですよね。
相手がフォローしてくれているかどうかに関わらず、興味のある人はフォローするし、興味のない人はリムーブすれば良い話です。個人的には、そう思います。
しかし、現実的には、この「リムられ/リムーブ」を気にする人は実に多いようです。私も、理屈ではわかっていても、ついつい気になってしまいます(笑)
そうは言ってもネガティブな心情に基づいたものであることは明らか。今後は、もっとポジティブで希望のあるツールを作っていきたいと考えています。
今考えているのは、以下のサービス。詳しい内容については、おいおい説明していきます。
- ハッシュタグを管理するツール
- ハッシュタグを使って、TV番組やイベントなどを実況するツール
- フォロワーとの親密度を測定するツール
- スパムユーザーを検出するツール
- クラウド的に“favorite”を解析するツール
あとは、ネタ系の企画をいくつか考えています。
既存のサービスと内容がかぶるものもありますが、それぞれ独自性のあるものを作っていきたいと思います。
それと、大切なお願い。
大幅に赤字が出ると運営の継続が難しくなりますので、広告バナーのリンク先を是非ご覧ください。アフィリエイト的なお金が、私の手元にチャリンと入ります。今のところ、アマゾン広告のみですが、一応ターゲットマッチで表示するようにしてあります。
あ、あと最後に一つ、忘れていました。
Twtools は Internet Exploler の全バージョンに対応していません。
Firefox、Chrome、Safari等、先進的なブラウザでご利用ください。
よろしくお願いします。
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